すどう博の政策


(スローガン)

市民の、市民による、市民のための宇都宮市政



(宇都宮市の未来像)

自然と共生する田園都市・文化芸術を育む文教都市・世界とつながる観光都市



(3つの争点)

1 コロナ禍の下でLRT工事の続行か、一旦凍結か
2 5期20年の長期市政は是か非か(「権腐(けんぷ)10年」)
3 住民不在の市政か住民参加の市政か

(政策)

第1 緊急のコロナ対策を優先させるためLRT工事は一旦凍結します。


1 そもそも宇都宮市のLRTには次のような問題点が存在しています。
① 膨大な建設費用
② 過大な需要予測(テレワークの増加で一層過大)で赤字必至
③ 新たな渋滞の発生と交通事故多発の危険
④ 住民の意思を問わない上から押しつけの公共事業

2 コロナ対策に莫大な費用がかかります。LRT工事にかける費用をコロナ対策費用に回し、緊急のコロナ対策を実施します。
① PCR検査の拡充、保健所の充実、医療機関への緊急支援を行います。
② コロナ長期化への対応として医療体制拡充と医師増員を図ります。
③ 密閉、密集、密接という三密を避け、充実した教育に向けて20人学級を実現します。また、それに対応する教職員の増員を図ります。
④ コロナ禍で損害を受けた飲食業者等中小業者への緊急支援を行います。
⑤ コロナ失業者への緊急支援を行います。

3 東西のLRTをつなぐ事業及び西側のLRT導入は中止します。

第2 宇都宮市民のいのちと暮らしを守ります。


1 自然災害から市民を守ります。
① 田川・姿川氾濫被害地域の復興と大谷地区の観光資源を保全を図ります。
② 集中豪雨・地震対策・土砂災害対策を徹底します。
③ 市民と連携した防災拠点づくりを推進します。

2 医療・介護の充実を図ります。
① 国保税や介護保険料の負担を軽減します。
② 国保税の滞納者に対する資格証明書発行の制度は廃止します。
③ 介護サービスの充実と介護従事者の待遇改善を図ります。

3 子どもを守ります。
① 幼稚園・保育園の拡充と不適切保育防止のため指導監督を強化します。
② 保育士の待遇改善をすすめ、保育の質の向上に努めます。
③ シングルマザーへの支援など子育て環境を改善します。 
④ 児童養護施設への支援・児童相談所設置などを検討します。
⑤ スクールカウンセラーを増員します。
⑥ 「学校給食費納入確約書」の提出及び「保証人」を付することを保護者に強要する制度を廃止します。
⑦ 学校給食費や18歳までのすべての子どもの医療費の無料化を推進します。
⑧ 給付型奨学金制度を拡充します。

4 高齢者や障がい者を守ります。
① 高齢者や障がい者の医療費を軽減するための制度を検討します。
② 無料パス配布や交流の場確保など高齢者が外出しやすい環境を作ります。
③ すべての障がい者への差別を許さず障がい者の尊厳を守ります。

5 ジェンダー平等・マイノリティ尊重・多様性を認める社会を実現します。
① 性暴力やハラスメントを許さない社会の実現を目指します。
② 性別役割分担の意識改革をすすめ、育児・介護などを男女ともに担える社会を目指します。
③ 政策・意思決定の場への女性登用を促進します。
④ 民族的・文化的・宗教的・性的マイノリティの尊厳を守ります。
⑤ 多様性を承認し、活力ある社会の実現に力をつくします。

第3 まちづくりと交通政策


 1 温室効果ガス削減とプラスチック削減を徹底します。
 2 市民と協働して景観条例に基づく景観計画を推進し、「美しいまち」のイメージを全国に広げます。
 3 中心市街地の活性化をソフト面から徹底して検討します。
 4 地区市民センターを拡充し、住民自治活動の場としての活用を促進します。
 5 LRT工事続行の是非を住民投票にかけることを検討します。
 6 市民がLRT工事中止を選択したときは、
  ①車両基地を防災基地や感染症患者の緊急病棟として活用、
  ②トランジットセンターを避難所として活用、
  ③軌道橋を道路橋として渋滞解消に活用
  することを検討します。
 7 地域内公共交通の抜本的見直しを行います。自治会負担金をなくし、生活の足として充実させます。
 8 ウィズコロナにも対応した次世代移動サービスMaaS(まーす)(mobility as a sercvice 自家用車や
  自転車などの交通手段をモノとして提供するのではなく、サービスとして提供する仕組み)を検討し、
  国から「新モビリティサービス推進事業」に採択されることを目指します。
   また、基幹公共交通としてBRTの導入を検討します。
 9 スマートインターチェンジ計画を見直します。
10 ネットワーク型コンパクトシティ政策の是非を検証します。
11 市民の声を反映したスマートシティの検討を行います。

第4 中小零細企業と農業支援


 1 中小企業応援プランを見直し、中小零細企業支援を強化します。
 2 リフォーム助成制度を商店等にも拡充し、経済の地域内循環を促進します。
 3 地域商店街への支援を強化します。
 4 農産物直売所を設置し、地産地消を推進します。
 5 SDGsでも推奨している家族農業を応援します。
 6 安心・安全な農産物の生産を推進します。

第5 民主的な市政運営


1 市役所運営の民主化と住民自治の推進を図ります。
(1) 公僕としての市役所職員の意識改革と市役所経営の民主化を図ります。
  ① 全体の奉仕者(憲法15条2項)として、市民に奉仕し、敬愛される職員を育成します。
  ② 職員の意見を取り入れ、職員に支持される市政を推進します。
  ③ 職員組合を尊重し、勤務条件の改善・非正規職員の差別を是正します。
  ④ 消防職員・保健師など必要な職員の配置を充実させます。
(2) 市民との対話を重視し、市政運営の基本とします。
(3) 各種審議会等の必要性を見直し、市民の直接参加の仕組みを構築します。
(4) 宇都宮市自治基本条例15条(住民投票の実施)を活かします。
(5) 議会となれ合わず適度な緊張関係(二元代表制の尊重)を維持します。
(6) 情報公開制度につき、原則公開の運用とし市民の利用を容易にします。
(7) 平和都市宣言を発展させた「核廃絶平和都市宣言」の採択を目指します。

2 国の政策の押しつけを許さず、宇都宮市民の利益を第一にします。

第6 最後に


 宇都宮市長は一定の権力を持つ特別公務員であり、市長選への立候補とはそのような権力を持つ地位を目指すことです。
そうだとすると日本国憲法によってきっちりと権力の行使を制限された地位であることを忘れず、日本国憲法を厳しく守って
いくということを市民の皆さまにお約束致します。